2024/08/27

なんのために生きるかを考える


 自分は一体


何歳で死ぬんだろう?



自分がいつ死ぬかなんて


そこまで真剣にリアルに


考えたことはないかもしれませんよね。





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命にはタイムリミットがあり


それは自分では決められないと


心から真剣に私が受け止めたのは


30歳くらいのことでした。




つい1週間前まで元気だった


韓国人の友人が


原因不明のウィルスで入院し


その1週間後に亡くなったこと





(左が韓国人の友人Tammy。24歳で天国へ逝きました)





あまりにも急すぎる死で


なきじゃくるご両親を目の前に


私も目の前で起こっていることが


現実なのか夢なのか


受け止めるのに


とても時間がかかりました。






その時に


確信したこと



それは


自分の命にはリミットがあり


その時期は自分では


決められない、ということ





今回コロナウィルスに


かかったことで


人間の身体の中に


ウィルスは入ると


簡単に身体の機能は低下し


最悪の場合は死に至ると


弱っていく体力で眠る中で


15年前の韓国人の友人のことを


思いだしていました。




すべてのことには


リミットがある


そしてその終わりの時期は


誰にも分からない





これって


誰にも起こる当たり前のことなんだけど


そのことを普段から


毎日意識している人は


少ないかもしれません。








私はクリスチャンなので


命の主導権は神さまが握っていると


信じています。




「死」に関しての恐れはないけど


家族や大好きな人達の死に関しては


とても恐れています。




今日の「行ってきます」が


もしかしたら最後になるかもしれない


と思うと


本当に怖い。





最後のことを想うと


リミットがあるからこそ


感謝出来るし


全てのことが愛おしく思えてきます。





もちろん、日々イライラしたり


悶々とすることもあるけれど


それでもやっぱり


一緒に生きてきた人たち


一緒に時間を過ごした人たちは


心の底から愛しいと思えるのです。




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その「愛しい」と思える気持ちは


悪いことをたくさんしてしまった人の中にも


必ずあって


その気持ちは


神さまが私たちに与えてくれた


「愛する心」なんだと思っています。




今回私の身体の中に入ったウィルスは


コロナでしたが


また別のウィルスが入る可能性もあります。


死だっていつ訪れるか分かりません。





今、自分は生きているのではなく


生かされていること


それは


誰かを愛おしく思うために


人を大切にするために


生まれて生きているのだと


思うのです。





先に天国へ逝ったTammyに


祖父母や叔父にまた笑顔で会えるように


目の前にいる人に


悩み苦しみながらも


リミットがあるからこそ


やっぱり誰かを何かを


愛しく思う気持ちを大切に


生かされていこうと思います。

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